それは
あたりまえに過ぎていく日常を
塗り替えてくれた出来事・・・・
生まれ育った小さな村。
猫の使用人として暮らしていためぐる。
ある日、隣町へ出かけるために村を出ようとしたが方向がわからない。
自分の家にさえ帰れなくなっためぐるに告げられた衝撃の事実。
----あなた、のろいのまようにかかりましたね----
古より伝わる魔法。
それは方向感覚を失う恐ろしい呪いであった!
呪いを解くため、謎めいた過去の遺物を右手に、キャリーバックを左手に。
めぐるは流されるまま旅へと出るのであった。
3泊4日(予定)の旅で出会う無口で無表情な少女キキ。
何かと反りの合わない胡散臭い僧侶。
3人のふざけているようで大真面目な旅が今はじまる